咎狗の血には、様々なカップリングがありますよね。
シキアキ、源アキ、nアキ、アキリン…などなど。
ケイアキはその中のひとつなわけですが。
グエンとアキラとかあるんですか?
てかグエンもの誰か描いてますか(´∀`)?
いや、わたし別にグエン好きなわけじゃないです(;´∀`)
ただね、グエンて咎狗好きなみんなの中でどの程度の存在なのかなって考えたりして。
グエアキ。
うーん。
しっくりこないww
「グエ」って(笑)
グエアキ
グエケイ
グエリン
グエシキ
グエ源
グエナノ
グエ…
グエキリ
グエグン
グエ狗
グエビト
グエン総攻wwwwwwwwww
しかもグエビトて(笑)
アキグエ
ケイグエ
リングエ
シキグエ
源グエ
ナノグエ
キリグエ
グングエ
狗グエ
ビトグエ
どうですかグエン総受ww
ないですね。わかってます。
リングエないわー。
グエビト、ビトグエなんか汚い響きだし。
うん。
だからないんだね、グエンもの。
高橋ですらあるのに、需要…。
グエンはいい人だと思います。
ケイスケはね、本当にアキラが好きなんですよね。
まぁ、今更なんですけどね。
アキラと一緒にいられることが、すべてなんだなーって改めて思っちゃったり。
ケイスケはトシマでの「罪」を抱えたまま生きていかなきゃいけないわけじゃない。
これからずっとね。
死ぬまで。
いや、死んでもなおね。
ケイスケがもしも一人だったら、きっと心が壊れてしまっているはず。
アキラがいるから。
アキラが「生き続けろよ」って言ってくれたから、ケイスケは生きていられるんだなぁ。
「生きる」ことは「死ぬ」ことよりも大変で勇気がいることじゃないですか。
ケイスケが悪夢にうなされて、戦ってるそばでアキラもまた戦ってるんですよね。
ケイスケはアキラにそれを感じさせないように、
アキラはケイスケの痛みを自分の痛みとして、
それでも二人は生きていくんですよね。
でもアキラもケイスケがいないとダメな気がする。
アキラって、普通の人より感受性が低いじゃないですか。
喜怒哀楽もそんなに感じないし。
それがケイスケの存在によって補われているように思うんですよ。
嬉しかったり、寂しかったり、腹が立ったり、それこそイライラしたり(笑)
ケイスケなら衣食住もちゃんと面倒みてくれるだろうし^^
むしろ喜んでお世話しそうww
ケイスケがいてアキラは初めて人間らしく生きられる。
だから2人は一緒じゃなきゃだめっていうか、2人でちょうど1人分なんです。
補いながら、与え合いながら。
ああ。
いい関係ですね。
勝手に考察してるだけですが。
ケイスケとアキラはこうやって寄り添いながら、だけど依存とはまた違う形でね、2人で一生生きていくんだね。
ケイアキ…最高です。
端正な顔。
吸い込まれそうな赤い瞳。
やたらめったら長い下睫毛。
全身黒レザーに日本刀。
この人は…
「ケイスケっ、そいつから離れろっ」
アキラの声で我に返る。
「え…アキラ?なんで…」
なんでここに?
そう言いかけて。
「そいつはシキだ!離れろっっ」
シキ…?
シキ!?
そうか、シキだ!
日本刀を持ったトシマの通り魔!!!
シキの通った後は草一本生えないという…
「あ…あの…お…れ…」
どうしよう。
足がガクガクだ。
「貴様、なんだその腑抜けた面は…」
胸ぐらを掴まれて引き寄せられた。
うあ。
なんか怒ってるし。
思わず目を逸らす。
「…今すぐここで切り刻んでやる」
胸ぐらを掴んでいる手に力が込められた。
足がわずかに地面から浮く。
「っ…」
ヤバい。声が出ない。
俺このまま死ぬのかな。
アキラに好きって言えばよかった。
いや、今こそ言っちゃうか?
アキラに告白しちゃうか?
シキが日本刀を振り上げる。
「!!」
もうダメだ!
固く目を瞑る。
ギィンッ
金属のぶつかり合う鈍い音が響いた。
それと同時に後ろに弾かれた。
「ケイスケ、下がれっ」
「うわっ」
思わずしりもちをついた。
慌てて顔を上げると、ナイフで応戦するアキラの背中が見えた。
「アキラっ」
「ケイスケ、大丈夫か!?」
あわわ。
かかか…かっこいい!!!
これ、ビジュアル的にはアキラを守る俺ーーー!!!
「だから俺も行くって言ったろ」
「っ、…ごめん…」
どうしよう。
また、迷惑をかけてしまった。
アキラの手を煩わせてしまった。
「雑魚共が…」
シキは日本刀を低く構えると、アキラの懐めがけてすごいスピードで飛び込んできた。
アキラは紙一重にそれを受け流して、シキの左側にうまく回り込んだ。
「ふん」
シキが口の端をわずかに上げて笑った。
「!?」
「貴様の動きが、この俺に通用すると思うか?」
シキの日本刀が流れるようにアキラに向かう。
「アキラっ!」
つづく