今日は残業で、かなり遅くなった。
工場を出るとどしゃ降りだった。
濡れて帰る覚悟を決めて外へ出ると、傘を持ったアキラが待っていた。
アキラは早く仕事が終わったから先に帰ったのに、雨が降ってきたからとわざわざ俺のために傘を持ってきてくれたらしい。
「お前、傘持ってないだろ?」
うう・・・。
泣きそうになった。
ケイスケ
コミビズを読み返しながら思ったことは、
「ケイアキ エンド」はアキラを完全に救うことはできないんだよな、ってことです。
ケイアキエンドで救われるのは、どっちかっていうとケイスケが救われるお話のような気がします。
やっぱりナノアキがトゥルーなんだな。
そうなんだな。
って思うのです。
昨日は興奮のままなぐり書きした感想ですが。
>おもにケイスケ放置に関してw
リンとアキラのバトルがやけに短い感じがするのは気のせいかしら、とか。
ペスカコシカ時代のこともパパっと流してるような…?
ここでシキが登場したということは…リン死亡フラグが立ったということかな…?
そのうちアキラを監禁したシキが、血まみれのスティレッドを持って現れるのかな。
ううう…。
わたし的にはリンルートでのリンVSシキのシーンが見たいですがねー(´∀`)
あの耽美兄弟の対決。
だけど何でここへきてシキなのか?
疑問ですね。
すごくめまぐるしい展開…。
だってもう少しじっくり進んでもよくない?
あ、でもVSケイスケをじっくりやりすぎたから?でも重要なシーンだからな…。
だからこそ、リンは重要じゃないから短かったんだろうか?
だったらケイスケのその後を描かないのは不自然。
これ大どんでん返しで淫靡エンドだったらどうしますか!
>まさか、ね…
ともあれ次は10月……長い。
今回は動きがありましたね。
ネタバレしますよ。
嫌な方はスルーしてくださいませ^^
今回はケイスケに一切触れず……!!
をい!!
放置プレイか!
ってくらいケイスケほったらかしでしたね。
そのぶっ倒れている傍らでのリンとの攻防。
ペスカコシカのことや復讐がちらりとでましたね。
リンにタグを奪われて、アキラは無気力に。
そんな時の「所有者宣言」!!!
シキ現る!!!!!
おおっと、急展開!?
まさかのシキアキフラグ!!?
ま、まさか!
ケイスケは本当にどうなったんですか!
場の雰囲気に似つかわしくない間延びしたような、鼻にかかったような、のん気な声が響く。
一瞬で凍りついたような緊張感が破られた。
「で。オシッコ、出たの?」
「……………」
「出なかったの?」
「……………」
「ばか」
「!?」
シキが俺から目線を外して、白シャツを振り返った。
「シキは俺のこと愛してないんだ…」
「そんなことはない!」
「ウソ!口ばっかりじゃん!俺のこといつも1人にして!」
「アキラ…」
シキが白シャツの肩をそっと抱いた。
「バカバカバカ!シキのバカ!」
白シャツが泣きながらシキの胸をポカポカと殴る。
まるで駄々っ子だ。そんな白シャツをシキは愛しそうに見つめていた。
「俺様野郎!サディスト!DV男!えーん!」
「アキラ…」
腕の中で泣きじゃくって暴れる白シャツをなだめながら、何度も頬に軽く唇を落としていた。
「早漏!!!!!」
「!?」
「シキの早漏!早漏早漏早漏早漏早漏早漏早漏そうrんむっ!?」
「れ、連呼するな!」
顔面蒼白のシキが白シャツの口を抑える。
ちらちらとこちらを伺う視線を投げていた。
うん。
これは恥ずかしい。
「暴露されたな……」
「違う!俺は早漏じゃない!」
「違わないじゃん!」
シキの手を振りほどいて、白シャツがこっちへ駆け寄ってきたた。
ケイスケの後ろへと身を隠す。
「シキなんてさ、即挿れ即出しだもん!前戯もピロートークも無しだしさ!その割に回数だけは人の3倍くらいやろうとするし!つまんない!」
「………ッッ」
額にびっしりと汗を浮かべて、シキが言葉を詰まらせる。
かなり動揺してる様子だ。