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ROSE MILK

おたくのブログです。 BLの意味がわからない方、理解できない方はお勧めできない内容です。   BLゲーム「咎狗の血」「ラッキードッグ1」などに関する記述も含まれますので、作品の性質上、R-18とさせて頂きます。   原作者様及び公式団体様等とは一切関係ございませんよ。
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3月15日

「アキラ、起きて」

カーテンを勢いよく開けた。
外はすこぶる快晴だ。

「いい天気だな」
「うん」

アキラが眩しそうに目を細める。


こんな毎日が。
こんな毎日がこれからもずっと続けばいい。

アキラと一緒に。
ずっと。


「…なんだよ」
「え、なにが?」
「さっきからこっち見てニヤニヤしてるだろ」

しまった。
ついニヤけていたらしい。

でも、こういうのって、なんかこう……ふ、ふ、夫婦…みた、い…だよな。

「…今、夫婦みたいって思ってただろ」
「はっ…!!」

アキラが呆れた顔でこっちを見た。
俺ってどこまでも間抜けなんだよな。

「本当にいい天気だ~」

図星をつかれて、ごまかすように大きく伸びをした。

「……………」
「う………」

気まずい沈黙が痛い。

「いやあの、アキラと、け、け、結婚、できたら、いいな、とか…?」
「……………」

うあ。
やっちゃった…。
 
こんな気持ちのいい朝に、自己嫌悪。
なにやってんだろ俺は。

「結婚て…」

アキラはあからさまに大きなため息をもらす。
当然だ…。

「男同士で結婚できるわけないだろ」
「だよ、ね……」

そうだ。
アキラは正しい。
男同士で結婚なんてバカげてる。
できるわけない。
だけど…
俺は…
 
言葉が出ずに俯いた。

「ケイスケとトシマを出た時から…、お前とは一生一緒にいるんだって、漠然とだけどそう思ってる」
「え…」
「今までもこれからも、ずっとそういうつもりだ」
「アキラ…」

太陽の光が当たり、白いアキラの肌が透けるように見えた。
眩しくて、眩しくて、思わず目を細める。
だけどこのままアキラがすーっと消えてしまうような気がして、目を閉じることはできなかった。

あまりにも脆い、儚いもののように感じて。

触れたら壊れる?
だけどゆっくり手を伸ばして、そこにいるものが本物がどうか確かめずにはいられなかった。

「アキラ…」

頬に触れると、じんわりと温かかった。
くすぐったそうな表情をするアキラを見て、思わずそのまま引き寄せて抱きしめた。

「ケイスケ…」
「うん…」
「お前は、料理も掃除も得意だし、家計も安心して任せられる。それに、俺のことも良くわかってくれてる。だから、これからもよろしくな」
「うん」








あれ。
それって俺が奥さんてこと……?








Happy Wedding?
Keisuke Akira
3・15

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HN:
メリー
性別:
女性
自己紹介:
特技は妄想。
常にマイナス思考。
運転中に本気を出して歌うのが好き。ごにょごにょ。

↑コレが貼りたいためにこのブログ作りました。 ラッキードッグ1プチオンリー「UCF -Un cane fortunato-」 ↑素晴らしいですね。
全力で応援します^^

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とあるCR:5の1日
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↑哲ちゃん貼っちゃいました(ノ∀`*)

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