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ROSE MILK

おたくのブログです。 BLの意味がわからない方、理解できない方はお勧めできない内容です。   BLゲーム「咎狗の血」「ラッキードッグ1」などに関する記述も含まれますので、作品の性質上、R-18とさせて頂きます。   原作者様及び公式団体様等とは一切関係ございませんよ。
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ようこそケイアキ家

アキラとケンカしてしまいました…。


こんにちは。
ケイスケです。


2時間ほど前、アキラが家を出て行ってしまいました。

どうしよう。
どうしたらいいんだ。


ケンカの原因は、すごくくだらないことなんだけど…。


焼きそばに紅ショウガは必要かどうかって話で言い合いになった…。

 
俺はもちろん必要だって主張したんだけど、アキラは違って。

それでお互いの意見をぶつけ合ってる内に言い争いになって、最終的に、


「だったらお前、一生紅ショウガ食って生きろバカ!!!」

 
とアキラにキレられた。
 
うぅぅ……。

そしてそれを最後にアキラが家出しちゃいました。

アキラを探してください!!!
 
携帯も電源切られててつながらない…。


こんなことになるなら「紅ショウガなんていらないよね!美味しくないもんね!」って言えばよかった。


 
こうみえて俺たちは結構ケンカをする。
ミカサにいた頃からくだらないことでケンカしたりしてたけど…

 
今回は「おまイラ」以来の大ゲンカに発展しそうな勢いだ。

アキラがこのまま帰ってこなかったらどうしよう。




昔はアキラの顔色を伺いながら話すことも多かった。
けどアキラが「そういうのやめろよ」って言うから、俺は俺の意見をはっきり言うようになった。

だからケンカもするけど、そのかわり俺のことをより深くわかってもらえるようになったし、逆にアキラが何を考えてるのかわかるようにもなった。


だから、ある程度のケンカはむしろ歓迎なんだけど……


だからって出てくことないじゃん!!!
 

あーーーーっっ!!
アキラアキラアキラアキラアキラーーーー!!!

ごめんなさいごめんなさい!
紅ショウガまずい!赤い!辛い!








 
 
ガチャガチャ。


 
玄関から音がした。

「何してるんだ…?」
「アキラ!!!!!」
「畳に頭こすりつけて…かゆいのか?」
「どこ行ってたんだよぉーっ」

泣きながらアキラに突っ込んでく俺。

「おわっ!てゆーか、鼻水拭けよ!汚いだろ」







**********

 
 
 
ちーん。

アキラになだめられながら鼻をかむ。
熱いお茶を淹れてくれた。

「お前と言い合いになって家を飛び出したけど、よく考えたらバカバカしくなって帰ってきた」

………確かに。
原因が紅ショウガだから…。

「でも飛び出した手前、すぐに帰るのもしゃくだから公園でブランコに乗ってた」

ブランコ!?
ブランコをこぐアキラ!?

誰か写真撮った人がいたら是非連絡ください!
てゆーかリン!!
どっかにいるなら連絡ください!!!

「そしたら子供たちがブランコ譲れって言ってきて。タダで譲るのも面白くないから靴投げで勝負した」

アキラ!!!
子供と靴投げしたの!?
しかもブランコ譲りたくないから!?

「当たり前だが全勝した」

本当に当たり前だよ、アキラ…。
子供相手に本気出すなよ。
でもそんなアキラが可愛いよ…。

「言っとくけど、全然本気じゃないからな!ちょっと遊んでやっただけだ!」

出たっ!
ツンデレ!!
アキラに抱きついてもいいですか?
いいですよね?

「そうこうしてる内に腹が減ったから、やっぱり帰ってきた」
「そっか」

よかった。
アキラが帰ってきてくれて。

安心したら俺も一気にお腹が空いてきた。

「これ」

アキラがスーパーの袋を差し出した。

「スーパーで焼きそばが2玉で100円だった。お前と焼きそばの話したから食いたくなって買ってきた」
「俺もお腹空いてたんだよね。今から作るよ。キャベツいっぱい入れるからね」

キャベツしか入れるものないだけなんだけどね。
アキラから袋を受け取って、台所へ向かう。

「ケイスケ」
「何?」
「紅ショウガ、いらないからな」
「わかってるよ」




一時はどうなることかと思ったけど、無事に仲直りできました。
またひとつ、アキラを理解できた気がします。


ではでは腕によりをかけて焼きそばを作ります!!



おわり
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ようこそケイアキ家

「…どうだ?」
「うん。おいしいよ」
「…本当にか?」
「本当だよ」


こんにちは。
ケイスケです。

ご存知の通り、アキラは料理が上手くない。

だからうちの食事は専ら俺が作るんだけど、最近アキラが料理をしたいと言い出した。

理由は↓
「お前ばっかり作らせたら不公平だろ…」
だそう。

「そんなこと気にしなくていいのに」
「できないよりできた方がいいだろ」

だけどアキラは変に頑固なとこがあるから、覚えるって聞かないんだ。

とりあえず、たまご焼きを教えてみた。

最初は…何でこんな風になるんだろうというモノが出来上がった(汗)
もちろん食べれない。

「…………………」
「最初は誰だって失敗するよ」

本音を言うと、たまご焼き程度でこんな失敗あり得ないって言いたかったけど…。

我慢した。


ぐっと我慢した(2回目)。





たまご焼き3日目。
ようやく美味しく焼けるようになったというわけ(遅)


「そうか。やっと上手くできたな」

ちょっと満足そう。
可愛いなぁ。


この3日間で卵はいくつ消費したか分からないけど………。
アキラはもともと経済観念が薄いというか無頓着というか…。

卵も最近は安くないから他で帳尻合わせないと我が家は赤字だな…。



「アキラはさぁ、急に料理覚えたいなんて一体何が作りたいの?オムライス?」
「いやそうじゃない…」
「じゃあ、何?」
「……カレー…ライス」
「え…」
「ケイスケ好きだろ?カレー」
「う、うん…」

まさかアキラがそんな風に考えてくれてるなんて、正直かなり驚いた。

嬉しい…。

今なら死んでもいい…。

でもアキラの手料理食べるまで死ねない…。

「ケイスケは俺にオムライス作ってくれるだろ?うまいし、嬉しい。だから俺も…」
「アキラっっっ!!!」
「うわっ!?」

込み上げる喜びが抑えきれず抱きついてしまった。

「アキラ嬉しいよ。俺すごい嬉しい」

ぐりぐり。
すりすり。

「やめろよ(汗)痛い…」
「嬉しいよぉー」








それから一週間、俺はカレーの材料から出来上がった壮絶な「何か」を毎日食べるハメになるんだけど、それはまた別の話。



それも愛だと思って俺は頑張る。
アキラ愛してる!!!


アキラマイラブ☆








おわり

HN:
メリー
性別:
女性
自己紹介:
特技は妄想。
常にマイナス思考。
運転中に本気を出して歌うのが好き。ごにょごにょ。

↑コレが貼りたいためにこのブログ作りました。 ラッキードッグ1プチオンリー「UCF -Un cane fortunato-」 ↑素晴らしいですね。
全力で応援します^^

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