「…どうだ?」
「うん。おいしいよ」
「…本当にか?」
「本当だよ」
こんにちは。
ケイスケです。
ご存知の通り、アキラは料理が上手くない。
だからうちの食事は専ら俺が作るんだけど、最近アキラが料理をしたいと言い出した。
理由は↓
「お前ばっかり作らせたら不公平だろ…」
だそう。
「そんなこと気にしなくていいのに」
「できないよりできた方がいいだろ」
だけどアキラは変に頑固なとこがあるから、覚えるって聞かないんだ。
とりあえず、たまご焼きを教えてみた。
最初は…何でこんな風になるんだろうというモノが出来上がった(汗)
もちろん食べれない。
「…………………」
「最初は誰だって失敗するよ」
本音を言うと、たまご焼き程度でこんな失敗あり得ないって言いたかったけど…。
我慢した。
ぐっと我慢した(2回目)。
たまご焼き3日目。
ようやく美味しく焼けるようになったというわけ(遅)
「そうか。やっと上手くできたな」
ちょっと満足そう。
可愛いなぁ。
この3日間で卵はいくつ消費したか分からないけど………。
アキラはもともと経済観念が薄いというか無頓着というか…。
卵も最近は安くないから他で帳尻合わせないと我が家は赤字だな…。
「アキラはさぁ、急に料理覚えたいなんて一体何が作りたいの?オムライス?」
「いやそうじゃない…」
「じゃあ、何?」
「……カレー…ライス」
「え…」
「ケイスケ好きだろ?カレー」
「う、うん…」
まさかアキラがそんな風に考えてくれてるなんて、正直かなり驚いた。
嬉しい…。
今なら死んでもいい…。
でもアキラの手料理食べるまで死ねない…。
「ケイスケは俺にオムライス作ってくれるだろ?うまいし、嬉しい。だから俺も…」
「アキラっっっ!!!」
「うわっ!?」
込み上げる喜びが抑えきれず抱きついてしまった。
「アキラ嬉しいよ。俺すごい嬉しい」
ぐりぐり。
すりすり。
「やめろよ(汗)痛い…」
「嬉しいよぉー」
それから一週間、俺はカレーの材料から出来上がった壮絶な「何か」を毎日食べるハメになるんだけど、それはまた別の話。
それも愛だと思って俺は頑張る。
アキラ愛してる!!!
アキラマイラブ☆
おわり
没キャラの高橋ってどんなキャラだったんですかね。
詳しいことは決まってないんですよね?
どんな風にアキラとからむ予定だったのか、気になります。
だって緑ジャージにマフラーでしょ?
トシマで、イグラに参加するのにジャージにマフラーて……!!!
わたしの希望では、高橋は超方向音痴っていうのがいい。
でね、高校は卒業してんだけど部屋着は高校時代のジャージなのよ。
高橋は小腹が空いてコンビニにパンでも買いに行こうとして家を出るんだけど、方向音痴だから気が付けばそこはトシマ(笑)
「ここは………?」
よくわからないまま、向かった先はビトロ城ww
「イグラ参加希望者か?」
「なんのことかな?」
「入れ」
「おじゃまします」
そしてよくわからないままなぜかイグラ参加してると。
で、トシマで迷子になってるとこに偶然アキラに出会うの。
「やあ。何か食べるものある?」
「だ、誰だ!?」
「お腹が空いたんだけど…ここの人たち僕を見るなり殴りかかってくるんだ。しかも問答無用で」
「イグラ参加者なんだろ?」
「さあ…」
「さあって………!!」
「イグラって何?食べれるの?」
「………」
ぐー……
「ソリドなら…ある…」
「ありがとう。お礼にコレをあげよう」
マフラーを差し出す高橋。
「…いらない」
ちなみに高橋は大食漢(笑)
食べても食べても足りないという。
常に空腹だとウケますww
ちゃんと強いです(´∀`)
どうですかね(笑)
高橋…。
考えれば考えるほど妄想は尽きません(´_ゝ`)